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河下
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かはしも
ふりがな文庫
“
河下
(
かはしも
)” の例文
河岸
(
かし
)
へ出るともう
煙花
(
はなび
)
の見物人が
続続
(
ぞく/\
)
と立て込んで居る。警固の兵士が
下士
(
かし
)
に
伴
(
つ
)
れられて二
間
(
けん
)
おきぐらゐに配置されて立つて居た。
河下
(
かはしも
)
へ向いて自分等は歩いて居るのである。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
永代橋
(
えいたいばし
)
の
河下
(
かはしも
)
には旧幕府の軍艦が一艘商船学校の練習船として
立腐
(
たちぐさ
)
れのまゝに繋がれてゐた時分、同級の中学生といつものやうに
浅草橋
(
あさくさばし
)
の船宿から
小舟
(
こぶね
)
を借りてこの
辺
(
へん
)
を漕ぎ廻り
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
河
常用漢字
小5
部首:⽔
8画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“河下”で始まる語句
河下三里