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江畔
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こうはん
ふりがな文庫
“
江畔
(
こうはん
)” の例文
江畔
(
こうはん
)
の大地主
穆家
(
ぼくけ
)
では、明けがた大勢の客を迎え入れていた。息子二人は
手柄顔
(
てがらがお
)
に、
江上
(
こうじょう
)
から連れ帰った珍客の
宋江
(
そうこう
)
を、まずわが親にひきあわせる。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここは
江畔
(
こうはん
)
の一軒。例の田舎酒屋のじいさんと、せがれの王定六とが、いまし方、店を開けたばかりのところだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かくて万里の外ほどではないが、日ならずして、彼らは、
山東
(
さんとう
)
梁山泊
(
りょうざんぱく
)
の
江畔
(
こうはん
)
に行き着き、そこの生々たる夏の風に、初めてほッと
旅焦
(
たびや
)
けの顔を吹かれていたことだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
江
常用漢字
中学
部首:⽔
6画
畔
常用漢字
中学
部首:⽥
10画
“江”で始まる語句
江戸
江州
江
江戸児
江湖
江戸子
江夏
江刺
江東
江戸川