“江岸”の読み方と例文
読み方割合
こうがん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
以後、彼の旅路は二十日あまりの山野をいそぎ、やがて朔風さくふう肌を切るような雪もよいの或る日、見わたす限り蕭条しょうじょうとしてよしや枯れ芦の江岸こうがんにたどり着いていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鬼仏洞は、ここから、揚子江を七十キロほどさかのぼった、江岸こうがんの○○にある奇妙な仏像陳列館ぶつぞうちんれつかんであった。
鬼仏洞事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)