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永徳
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えいとく
ふりがな文庫
“
永徳
(
えいとく
)” の例文
秀吉はいったい何処へ行っていたかというと、実は、城外
玉造
(
たまつくり
)
町の、狩野
永徳
(
えいとく
)
の
佗
(
わ
)
びたる住居を、訪れていたのである。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「兄上、ここを開けましたる次の部屋に置きます屏風は、
狩野
(
かのう
)
法眼
(
ほうげん
)
永徳
(
えいとく
)
あたりが、出ず入らずのところと——。」
元禄十三年
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
しかし、周囲の厚い金泥の
襖
(
ふすま
)
は
永徳
(
えいとく
)
風の
絢爛
(
けんらん
)
な花鳥で息苦しさを感じるほどであった。
比叡
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
左様——あすこにはあれで、
古法眼
(
こほうげん
)
もいれば、
永徳
(
えいとく
)
もいるはず。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
というような迎え方が、画師
永徳
(
えいとく
)
にも、弟子の
山楽
(
さんらく
)
にも、召使の婆やの様子にも、ありあり見えた。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“永徳”の意味
《固有名詞》
日本の元号の一つ。南北朝時代の北朝で用いられた。康暦の後、至徳の前。1381年2月24日から1384年2月27日までの期間のこと。
(出典:Wiktionary)
永
常用漢字
小5
部首:⽔
5画
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
“永徳”で始まる語句
永徳斎