“えいとく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
永徳80.0%
贏得20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、周囲の厚い金泥のふすま永徳えいとく風の絢爛けんらんな花鳥で息苦しさを感じるほどであった。
比叡 (新字新仮名) / 横光利一(著)
左様——あすこにはあれで、古法眼こほうげんもいれば、永徳えいとくもいるはず。
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
くの如きは、吾人が一歳有半の間、上下一致、民族的和協の実をあげて遂行したる猛烈の健闘によりて、やうやく贏得えいとくするに至れる帝国現下の状勢也。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)