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水紅
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とき
ふりがな文庫
“
水紅
(
とき
)” の例文
紅
(
くれない
)
、
緋
(
ひ
)
でない、
水紅
(
とき
)
より淡い肉色の
縮緬
(
ちりめん
)
が、片端とけざまに
弛
(
ゆる
)
んで胸へふっさりと巻いた、
背負上
(
しょいあげ
)
の不思議な色気がまだ目に消えない。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
薙刀の
鋭
(
と
)
き刃のように、たとえば片鎌の月のように、銀光を帯び、
水紅
(
とき
)
の
羅
(
うすもの
)
して、あま
翔
(
かけ
)
る鳥の翼を見よ。
神鷺之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
露
(
あらわ
)
にその長襦袢に
水紅
(
とき
)
色の紐をぐるぐると巻いた
形
(
なり
)
で、牡丹の花から抜出たように縁の姿見の前に立って
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
“水紅”で始まる語句
水紅色