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水祝
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みずいわい
ふりがな文庫
“
水祝
(
みずいわい
)” の例文
それから又間もなく一知は、この村の
習慣
(
しきたり
)
になっている物々しい婿入りの儀式を恥しがったものか、それともその式の当夜の乱暴な
水祝
(
みずいわい
)
を
忌避
(
いや
)
がったものか
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
また読む、点をつける、
水祝
(
みずいわい
)
という題の処へ四、五句書き抜く、草稿へ棒を引いて向うへ投げやる。同じ事を繰り返して居る。夜は
纔
(
わずか
)
に
更
(
ふ
)
けそめてもう周囲は静まってある。
ランプの影
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
“水祝(水祝い)”の解説
水祝い(みずいわい)は、日本の風習で、婚礼の際に、または結婚後最初の正月に、新郎または新婦または新郎新婦に水を浴びせかける民俗儀礼。
ほとんど全国的に行われていた。その起源は、古くは月経を婦人語で「火」といい、水は火を消すから、火止まる、すなわち新婦の月経が早く止まって、「ひとうまる」(人生まる)ともじったのであり、安産を祈り願い、子孫繁昌を祝福するために行われたと伝えられる。しかしこの説は後代の説明で、より古い信仰に基づくと考えられる。
(出典:Wikipedia)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
祝
常用漢字
小4
部首:⽰
9画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶