トップ
>
氣狂
>
きちがひ
ふりがな文庫
“
氣狂
(
きちがひ
)” の例文
新字:
気狂
「
此
(
この
)
暑
(
あつ
)
いのに、
斯
(
こ
)
んなものを
立
(
た
)
てゝ
置
(
お
)
くのは、
氣狂
(
きちがひ
)
じみてゐるが、
入
(
い
)
れて
置
(
お
)
く
所
(
ところ
)
がないから、
仕方
(
しかた
)
がない」と
云
(
い
)
ふ
述懷
(
じゆつくわい
)
をした。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
彼女はまた「御隱居さまも
狩獵
(
かり
)
には
氣狂
(
きちがひ
)
でゐらしたし、畑のことなぞもなすつて、別にこれと云つて此處らの旦那衆と違つたことはなさらなかつた。」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
その恐ろしい
謎
(
なぞ
)
を投げたのは
氣狂
(
きちがひ
)
のおみかの婆である。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ベシーもアボットも引下り、リード夫人は私の、いまの
氣狂
(
きちがひ
)
のやうな苦悶と、荒々しい泣き聲に我慢が出來なくなつて、それ以上口を
利
(
き
)
かずに、ふいと私を突き戻して
閉
(
し
)
め込んだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
氣
部首:⽓
10画
狂
常用漢字
中学
部首:⽝
7画
“氣狂”で始まる語句
氣狂沙汰