気苦労きぐらう)” の例文
旧字:氣苦勞
日本に残した七人の子供が又しても気に掛る。自分が良人をつとあとを追うて欧洲へ旅行するに就いては幾多の気苦労きぐらうを重ねた。子供を残してくと云ふ事は勿論その気苦労きぐらうの一つであつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)