“民譚”の読み方と例文
読み方割合
みんたん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孫晋泰君の集めた朝鮮民譚みんたん集七四頁に、木樵きこりが山中で追われて来た鹿を救うと、それは山神の鹿の姿をしているのだったという話がある。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
阿蘇山が怒ってばさら竹の杖をもって、始終猫岳の頭を打っていたので、頭がこわれて凸凹でこぼこになり、また今のように低くなったのだといいます。(筑紫野民譚みんたん集其他。熊本県阿蘇郡白水はくすい村)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)