民謡みんよう)” の例文
旧字:民謠
アネルセンに近い——は一八〇五年四月二日に豊かな伝説と古い民謡みんようとにめぐまれているデンマークのオーデンセという町に生れた。
絵のない絵本:02 解説 (新字新仮名) / 矢崎源九郎(著)
アネルセンに近い——は一八〇五年四月二日に豊かな伝説と古い民謡みんようとにめぐまれているデンマークのオーデンセという町に生れた。
あるものは演説口調くちょうで郷土の偉人いじんや、名所旧蹟きゅうせきや、特殊とくしゅの産業などを紹介しょうかいし、あるものは郷土の民謡みんよう舞踊ぶよう披露ひろうした。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
ツルゲーネフの悲哀ひあいは、そのやわらかみと悲劇性のすがたにおいて、本質的にスラヴ民族の憂愁であり、スラヴ民謡みんようのあの憂愁に、じかにつながっている。
「はつ恋」解説 (新字新仮名) / 神西清(著)
船中から上がってきた面々は、蛮歌ばんか民謡みんようなどの隠し芸まで出して、彼らに興を添えた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)