)” の例文
蕭々しょうしょう、吹く風はくらい。で、誰ともわからない、そこの十騎ほどの群は、旗を立てて四方を望んでいる。白地の旗には「」の一字が大きく見られた。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鬼小島弥太郎が、の旗と、日の旗の二りゅうを高々掲げていると、謙信はまた螺手らしゅの宇野左馬介に命じて
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)