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死処
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しにどころ
ふりがな文庫
“
死処
(
しにどころ
)” の例文
旧字:
死處
私は彼女のことを詩のない女優といったが、あの
女
(
ひと
)
の死は立派な無音の詩、不朽な恋愛詩を伝えるであろう。ほんとに
死処
(
しにどころ
)
を得た幸福な人である。
松井須磨子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
兄さん早く引張って往って、貴方のお手柄になすって下さい……サお瀧、お
前
(
めえ
)
も此処らが
死処
(
しにどころ
)
だ、成程考えるとなア茂之さんがお前を殺そうと思って裏口から這入って来た時
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
御当庵にて自殺いたし相果てますれば、手前幸いの
死処
(
しにどころ
)
でございます
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
“死”で始まる語句
死
死骸
死人
死屍
死際
死霊
死去
死亡
死様
死別