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歩調
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あしなみ
ふりがな文庫
“
歩調
(
あしなみ
)” の例文
そういう風采の人物であったが決して四辺など見廻そうとはせずに、グッと正面へ眼をつけたままで
歩調
(
あしなみ
)
正しく歩いて来る。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
本郷の高臺にすさまじく燃え立つ
夕陽
(
ゆふひ
)
の輝き、其れが靜り返つた池の水に反映する強烈な色彩、散歩する人々の
歩調
(
あしなみ
)
、話聲、車の
往來
(
ゆきき
)
、鳥の啼く聲、蓮の葉の
戰
(
そよ
)
ぎ
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
その思ひもかけぬ土産物から逃れようとして、彼は一目散に駈け出したが、その速いこと速いこと、血気の若者そこ退けといつた
歩調
(
あしなみ
)
で忽ち群集のあひだへ姿を消してしまつた。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:03 ソロチンツイの定期市
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
歩
常用漢字
小2
部首:⽌
8画
調
常用漢字
小3
部首:⾔
15画
“歩”で始まる語句
歩
歩行
歩哨
歩廊
歩々
歩合
歩兵
歩板
歩武
歩行出