“武蔵境”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むさしさかい50.0%
むさしざかい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
観桜会の場所は、武蔵境むさしさかい小金井こがねいであった。
仮装観桜会 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
武蔵境むさしさかい、望田邸。
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
落合両部おちあいりょうぶ、中野ごう一円、ずっと離れて多摩川の武蔵境むさしざかいにしたところで、足達者というほどなら、もう七刻ななつごろには帰って来てもいいはずです。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
咲き乱れるのどかな春の日中の道を武蔵境むさしざかいにたどりついたときがちょうどひるの八ツ下がり——あれから街道をいよいよ青梅の宿に向かって、ようように目的の地へ行きついたのは