トップ
>
武蔵坊
>
むさしぼう
ふりがな文庫
“
武蔵坊
(
むさしぼう
)” の例文
帰りがけには、
武蔵坊
(
むさしぼう
)
も、緋縅も、雁がねも、一所に床屋の店に見た。が、雁がねの
臆面
(
おくめん
)
なく白粉を塗りつつ居たのは言うまでもなかろう。
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そのうちに
比叡山
(
ひえいざん
)
の
西塔
(
さいとう
)
の
武蔵坊
(
むさしぼう
)
というお
寺
(
てら
)
の
坊
(
ぼう
)
さんが
亡
(
な
)
くなりますと、
弁慶
(
べんけい
)
は
勝手
(
かって
)
にそこに
入
(
はい
)
りこんで、
西塔
(
さいとう
)
の
武蔵坊弁慶
(
むさしぼうべんけい
)
と
名
(
な
)
のりました。
牛若と弁慶
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
まず
武蔵坊
(
むさしぼう
)
弁慶が先にあわてだし、つづいて屋台のはじにさし控えていた町内の者があわてだすといったぐあいで、はからずも騒ぎが大きくなりました。
右門捕物帖:05 笛の秘密
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
武蔵坊
(
むさしぼう
)
申しけるは、君はこれより宮の
越
(
こし
)
へ渡らせおわしませ——
瓜の涙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
蔵
常用漢字
小6
部首:⾋
15画
坊
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
“武蔵坊”で始まる語句
武蔵坊弁慶