武担ぶたん)” の例文
大礼台は武担ぶたんの南に築かれ、鸞駕らんがは宮門を出、満地を埋むるごとき軍隊と、星のごとくめぐる文武官の万歳を唱える中に、玄徳は玉璽ぎょくじをうけ、ここに蜀の皇帝たる旨を天下に宣したのであった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)