“此船(うち)” の例文
何も船長(おやじ)を悪く云うんじゃねえんでがす。此船(うち)の船長(おやじ)と来た日にゃ海の上の神様なんで、万に一つも間違いがあろうたあ思わねえんでがすが、癪(しゃく)に障(さわ)るのはあの小僧でがす。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)