“正嫡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうちゃく50.0%
せいちゃく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「一切諸仏、一切祖師の、頂𩕳眼睛ちんにんがんせいなり。参学しきたること、すでに二千一百九十年、正嫡しょうちゃくわづかに五十代。西天二十八代、代々住持しきたり、東地二十三世、世々住持しきたる。十方の仏祖ともに住持せり」
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
彼と国経とはまさしく伯父おじおいの関係になるのであるが、地位から云えば故太政大臣関白基経の長子であり、摂家せっけ正嫡せいちゃくである時平の方がはるかに上で、すでに左大臣の顕職にある年の若い甥は
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)