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橘之助
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きつのすけ
ふりがな文庫
“
橘之助
(
きつのすけ
)” の例文
例はいささか不穏当かも知れないが、バトリの歌を聴くと、私は晩年の名俗曲歌手
橘之助
(
きつのすけ
)
を思い出さずにはいられないものがある。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
この頃になってしみじみ
橘之助
(
きつのすけ
)
を思い返す。もう東京では人気もあるまいが、しかしあれだけの芸人はいない。
随筆 寄席囃子
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
先年
尾上
(
おのえ
)
家の養子で
橘之助
(
きつのすけ
)
といった名題
俳優
(
やくしゃ
)
が、
年紀
(
とし
)
二十有五に満たず、肺を煩い、余り胸が痛いから白菊の露が飲みたいという意味の辞世の句を残して
儚
(
はかの
)
うなり、
贔屓
(
ひいき
)
の人々は
謂
(
い
)
うまでもなく
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
橘之助
(
きつのすけ
)
ら、
花形
(
スター
)
はみな興行を中止して帰京してしまつたため、あとへのこされた先代円馬(当時若手で立花家
橘松
(
きつまつ
)
)が旅中すつかり難渋してのこの奇喜劇ではあつたのである。
落語家温泉録
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
橘
漢検準1級
部首:⽊
16画
之
漢検準1級
部首:⼃
4画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“橘”で始まる語句
橘
橘屋
橘南谿
橘媛
橘樹郡
橘千蔭
橘諸兄
橘柚
橘姫
橘樹