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樽拾
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たるひろ
ふりがな文庫
“
樽拾
(
たるひろ
)” の例文
濱松町から神明一帶を訊いて廻つて、久吉が日頃手なづけて居るといふ、少し人間のお目出度い
樽拾
(
たるひろ
)
ひの三次といふ少年を搜し當てると
銭形平次捕物控:133 井戸の茶碗
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
いまごろはどこかで
樽拾
(
たるひろ
)
いか子守りでもやらかされてるんだろうさ、こっちは一人になって却ってさばさばしたけどね
おさん
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
これを拾った者は、お
乞食
(
こも
)
さんでも
樽拾
(
たるひろ
)
いでも、一人だけ邸内へ許されて、仏前に焼香する資格があるのだ。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
浜松町から神明一帯を訊いて廻って、久吉が日頃手なずけているという、少し人間のおめでたい
樽拾
(
たるひろ
)
いの三次という少年を捜し当てると
銭形平次捕物控:133 井戸の茶碗
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「あの子は、町の遊び女に産ませた、私の本當の子だ、母に別れて、男の子に仕立てられ、
樽拾
(
たるひろ
)
ひをしてゐるのを、私が
搜
(
さが
)
し出して、知り合ひの子といふことにして、俵屋で使つたのだ」
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
樽
漢検準1級
部首:⽊
16画
拾
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“樽”で始まる語句
樽
樽柿
樽屋
樽神輿
樽代
樽爼
樽御輿
樽床几
樽俎
樽前