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槍持
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やりもち
ふりがな文庫
“
槍持
(
やりもち
)” の例文
まもなく楠屋敷の門を、陣笠に馬乗羽織、馬に乗った伊勢守の
側
(
わき
)
に清川八郎がついて、雪を蹴立てて走り出すと、従五位の槍の
槍持
(
やりもち
)
がそれに
後
(
おく
)
れじと飛んで行く。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「あっ」と言いさま駈け出すのを見送って、忠利が「怪我をするなよ」と声をかけた。
乙名
(
おとな
)
島徳右衛門、
草履取
(
ぞうりとり
)
一人、
槍持
(
やりもち
)
一人があとから続いた。主従四人である。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
槍持
(
やりもち
)
旗持
(
はたもち
)
小さな鶯
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
そのほか
仲間
(
ちゅうげん
)
、
槍持
(
やりもち
)
、
挟箱担
(
はさみばこかつ
)
ぎ、馬方に至るまで、みな人足の肩を借りたり手を借りたりして、なかなか
大業
(
おおぎょう
)
なことでありました。駒井能登守はそれと気がついて
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
槍
漢検準1級
部首:⽊
14画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“槍持”で始まる語句
槍持奴