“榎御殿”の読み方と例文
読み方割合
えのきごてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この大邸宅は、付近で榎御殿えのきごてんと呼ばれていたが、そこの主人公は戦後擡頭たいとうした製薬会社の社長で、まだ四十そこそこの毛利幾造という億万長者であった。
影男 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)