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楽想
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がくそう
ふりがな文庫
“
楽想
(
がくそう
)” の例文
なお
楽想
(
がくそう
)
が踊りつづけていた。彼は玄関のテーブルの上に帽子を投げ出しながら、子供の時から知ってる受付の老人を親しげに呼びかけた。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
彼は小曲を
弾
(
ひ
)
いた。実際その中には、庭を眺めながらあの好きな場所にいる時、頭に浮かんできた
楽想
(
がくそう
)
が、展開されていた。
ジャン・クリストフ:04 第二巻 朝
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
その晩彼は、音楽会で演奏し、会場を出ると、夜食の宴に引張り込まれ、そこで数杯のシャンペンを飲んだのだった。彼は眠ることができないので起き上った。ある
楽想
(
がくそう
)
が頭につきまとっていた。
ジャン・クリストフ:05 第三巻 青年
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
そしてその作品の構図を思いつくや否や、
楽想
(
がくそう
)
は
湧然
(
ゆうぜん
)
として
湧
(
わ
)
いてきた。数か月来貯水池にたまっていた水量が、堤防を破って一挙に流れ出すのにも似ていた。彼は一週間の間自分の室を出なかった。
ジャン・クリストフ:04 第二巻 朝
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
“楽想”の意味
《名詞》
作曲家の楽曲に対する主題や構想。
(出典:Wiktionary)
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
想
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“楽”で始まる語句
楽
楽器
楽書
楽屋
楽園
楽隊
楽欲
楽々
楽譜
楽焼