“楽寝”の読み方と例文
旧字:樂寢
読み方割合
らくね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次の日曜になると、宗助は例の通り一週に一返いっぺん楽寝らくねを貪ぼったため、午前ひるまえ半日をとうとうくうつぶしてしまった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
これからすぐに起きては早いと思ったのと、主人の留守に幾らか楽寝らくねする積りであったのとで、庄五郎が草鞋わらじをはいて出るのを見送って、女房は表の戸を閉めた。
半七捕物帳:45 三つの声 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)