“極内”の読み方と例文
読み方割合
ごくない100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
商売をしていると儲かれば景気がつくし、損をすれば自棄になるし、仕方がないさ。自然極内ごくないで高級の方へも足を踏み込む
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
向こう地の土手下の茶屋で、極内ごくないでドブロクを飲ませてくれる家がある。黙って奥へはいって、しばらく休んでいると、ドンブリ鉢で持ってきてくれた。
江戸前の釣り (新字新仮名) / 三遊亭金馬(著)
「……よしよし、では入ってやるが、だが、ひょろ松、くどいようだが、叔父の禿げあたまには極内ごくないだぞ」
顎十郎捕物帳:07 紙凧 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)