梁党りょうとう)” の例文
すでにこのことは、梁党りょうとうの下部から中堅にいたるまでの者が、当然のように、心で推していたことであり、ついに宋江もいなみかねて
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのうえなお、この前後、黄門山の四頭領とよばれた賊が、ふうを慕って、梁山泊へ降って来たので、それも梁党りょうとうめいに加えられた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そいつはよかった! そう先生なら、梁党りょうとうの盟主どころか、大宋たいそう国の天子さまに納まッたって、ちっとも、おかしいことはねえ!」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)