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桐畠
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きりばたけ
ふりがな文庫
“
桐畠
(
きりばたけ
)” の例文
前
(
ぜん
)
申すごとく、ここへ引き越しの当時は、例の
空地
(
あきち
)
に垣がないので、落雲館の君子は車屋の黒のごとく、のそのそと
桐畠
(
きりばたけ
)
に
這入
(
はい
)
り込んできて、話をする、弁当を食う
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「春になったから、
皆
(
みん
)
なもちっと陽気にしなくっちゃいけない。この頃のように黙ってばかりいちゃ、まるで幽霊屋敷のようで、くさくさするだけだあね。
桐畠
(
きりばたけ
)
でさえ立派な
家
(
うち
)
が建つ時節じゃないか」
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
桐
漢検準1級
部首:⽊
10画
畠
漢検準1級
部首:⽥
10画
“桐”で始まる語句
桐
桐油
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