“柳箱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やないばこ50.0%
やなぎばこ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御盃台は柳箱やないばこ、松を著け、松に鬚籠ひげこく。夜戌の半刻頃御退出にて、亥刻前施薬院を御立ち、伯元等と亥刻に旅宿へ帰る。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
最初には気が附かなかつたのですが、柳箱やなぎばこの上に私の写真が一枚置いてあるのです。何処どこかの雑誌社から返しに来たのであらうと思ふと云ふのです。
遺書 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)