染潤にじ)” の例文
とこから起上おきあがって、急いでその戸棚をガラリ開けて見ると、こは如何いかに、内には、油の染潤にじんだ枕が一つあるばかり、これは驚いて、男は暫時しばし茫然としていたが
一つ枕 (新字新仮名) / 柳川春葉(著)