某処どこそこ)” の例文
ひとたび某処どこそこに一大利益が見ゆるとなると、にわかに非常なる投機熱が起り、為に欧州の市場を攪乱した事は屡々しばしばある。かかるにがき経験は東洋人よりも西洋人に多く、祖先以来幾度も繰返している。
三たび東方の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)