枝毎えだごと)” の例文
垂氷たるひとなりて一二寸づゝ枝毎えだごとにひしとさがりたるが、青柳あをやぎの糸に白玉をつらぬきたる如く、これにあさひのかゞやきたるはえもいはれざる好景かうけいなりしゆゑ、堤の茶店ちやみせにしばしやすらひてながめつゝ
すくすく伸びた枝毎えだごと
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)