“松坂屋”の読み方と例文
読み方割合
まつざかや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またことしの初夏には松坂屋まつざかやの展覧会で昔の手織りじまのコレクションを見て同じようななつかしさを感じた。
糸車 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
これよりさき日野屋では五百に壻を取ろうという議があって、貞白はこれをあずかり知っていた。壻に擬せられていたのは、上野広小路の呉服店伊藤松坂屋まつざかや通番頭かよいばんとうで、年は三十二、三であった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
とあれば、かくのごとく、お出入でいり松坂屋まつざかやへあつらへる。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)