“まつざかや”の漢字の書き方と例文
語句割合
松坂屋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いつか上野うえの松坂屋まつざかやの七階の食堂の北側の窓のそばに席を占めて山下やましたの公園前停留場をながめていた。窓に張った投身者よけの金網のたった一つの六角の目の中にこの安全地帯が完全に収まっていた。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
上野松坂屋まつざかや七階食堂の食卓に空席を捜しあてて腰を下ろした。
柿の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)