“松吉”の読み方と例文
読み方割合
まつきち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にいさんの松吉まつきちと、弟の杉作すぎさくと、年もひとつちがいでしたが、たいへんよくにていました。
いぼ (新字新仮名) / 新美南吉(著)
そして、馬に鞍を置いてしまうと、正勝と平吾へいご松吉まつきちの三人の牧夫は銘々に輪になっている細引を肩から袈裟けさにかけた。そして、正勝は葦毛あしげの花房に、平吾は黒馬あおに、松吉は栗毛くりげにそれぞれまたがった。
恐怖城 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)