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松井須磨子
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まついすまこ
ふりがな文庫
“
松井須磨子
(
まついすまこ
)” の例文
この人々は日本を遠く去ってその名声を高めたが、海外へは
終
(
つい
)
に出なかったが、新女優の第一人者として
松井須磨子
(
まついすまこ
)
のあった事も特筆しなければなるまい。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
松井須磨子
(
まついすまこ
)
たちと芝居をしていたひとです。私は、間もなく、この田辺氏と結婚しました。
文学的自叙伝
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
「
不如帰
(
ほととぎす
)
」「
藤村
(
とうそん
)
詩集」「
松井須磨子
(
まついすまこ
)
の一生」「新朝顔日記」「カルメン」「高い山から谷底見れば」——あとは婦人雑誌が七八冊あるばかりで、残念ながらおれの小説集などは
葱
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
こんな類の
唄
(
うた
)
を早口に調子付けて歌うというだけで、極めて幼稚な非芸術的なものであるが、それが非常に人気にかなって、かの
松井須磨子
(
まついすまこ
)
のカチューシャ以上に持て
囃
(
はや
)
されたのであった。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
有島氏と死んだ中央公論社の婦人記者
波多野秋子
(
はたのあきこ
)
、さては新劇壇の明星
松井須磨子
(
まついすまこ
)
も書きのこされまい。
明治大正美人追憶
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
▼ もっと見る
始
(
はじめ
)
は例のごとく机に向って、「
松井須磨子
(
まついすまこ
)
の一生」か何か読んでいたが、まだ一
頁
(
ページ
)
と行かない内に、どう云う訳かその書物にたちまち愛想をつかしたごとく、
邪慳
(
じゃけん
)
に畳の上へ
抛
(
ほう
)
り出してしまった。
葱
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
須
常用漢字
中学
部首:⾴
12画
磨
常用漢字
中学
部首:⽯
16画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画