“東方朔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうぼうさく80.0%
とうほうさく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
誹諧のうちに含まれていなかったことは、『史記』に見えている東方朔とうぼうさく滑稽こっけいが、宮廷で行われていたというのでも察せられる。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
琅邪ろうや代酔編』二に拠れば、董勛の元日を鶏、二日を猪などとなす説は、漢の東方朔とうぼうさくの『占年書』に基づいたので、その日晴れればその物育ち、くもればわざわいありとした。
西王母せいおうぼに頭の凹凸した桃のかいてあるは、その蟠桃のく上等なのです。支那の内地にはその種類に大層大きくって美味しくってそれこそ東方朔とうほうさくが盗んで逃げそうなのもあるそうです。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)