“朴炭”の読み方と例文
読み方割合
ほおずみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朴炭ほおずみの粉を口いっぱいんでは、韮粥にらがゆを食べて寝ている又八と、鉄砲で穴のあいた深股ふかももの傷口を、せッせと焼酎しょうちゅうで洗っては、横になっている武蔵たけぞうと、まき小屋の中で二人の養生は、それが日課だった。
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)