朱砂すさ)” の例文
朱砂すさの門春はのどけし案内者あないしやの煙管くはへてついる見れば
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
朱砂すさながらさびし山家の壁のいろ薄日蒸したり母の関町
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
朱砂すさにして雨ふりながす朝の道山片附けば北の関見ゆ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
蕃童は朱砂すさをよろしと
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)