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朱漆
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あかうるし
ふりがな文庫
“
朱漆
(
あかうるし
)” の例文
お菊は、帯の間から、
朱漆
(
あかうるし
)
の一
管
(
かん
)
を出して吹きだした。
葭
(
あし
)
をわたる風が、
舷
(
ふなべり
)
へ霜をおくように冷たかった。そして笛の穴に、彼女の息が白く見えた。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
男が、首からはずした胴乱を見ると、箱の左右に「諸国
銘葉
(
めいよう
)
」とし。前には「目ざまし」とだけ記して、その下の草という字のかわりには、たばこの葉が一枚
朱漆
(
あかうるし
)
で書いてあります。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
朱
常用漢字
中学
部首:⽊
6画
漆
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
“朱”で始まる語句
朱
朱塗
朱雀
朱鞘
朱鷺色
朱実
朱欒
朱羅宇
朱総
朱泥