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本性
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ほんせい
ふりがな文庫
“
本性
(
ほんせい
)” の例文
わたくしは何事によらず物の
本性
(
ほんせい
)
を
傷
(
きずつ
)
けることを悲しむ傾があるから、外国の文学は外国のものとして之を鑑賞したいと思うように
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
柔
(
やはら
)
げ相摸殿よく
承
(
うけたま
)
はられよ徳川は
予
(
よ
)
が
本性
(
ほんせい
)
ゆゑ名乘申す
又
(
また
)
葵
(
あふひ
)
も予が
定紋
(
ぢやうもん
)
なる故用ゆる
迄
(
まで
)
なり何の
不審
(
ふしん
)
か有べきとの
詞
(
ことば
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
教育者がいたずらに生徒の
本性
(
ほんせい
)
を
撓
(
た
)
めて、僕の手柄を見給えと誇るようなもので
毫
(
ごう
)
も非難すべき理由はない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
もし人間の
本性
(
ほんせい
)
が平等に安んずるものならば、よろしくこの赤裸のままで生長してしかるべきだろう。しかるに赤裸の一人が云うにはこう誰も彼も同じでは勉強する
甲斐
(
かい
)
がない。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“本性”の意味
《名詞》
本 性(ほんしょう、ほんせい)
生まれながらの性質。
正気。
(出典:Wiktionary)
“本性”の解説
本性(ほんせい、ほんしょう、en: Human Nature、人間の本性、人間の自然本性)は、人間が普遍的に持つ思考、感覚、行動などを指す概念である。社会学、社会生物学、心理学では特に進化心理学と発達心理学が人間の本性を明らかにしようと科学的な取り組みを行っている。哲学者、倫理学者と神学者もまた人間の本性を議論していた。
(出典:Wikipedia)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
性
常用漢字
小5
部首:⼼
8画
“本性”で始まる語句
本性院