末党まっとう)” の例文
これは足利殿の末党まっとう一色村の者どもですが、きのう不知哉丸いさやまるさまの母御前ははごぜより、途中、ご危難のよしのらせをうけ、おあるじ刑部ぎょうぶ殿のいいつけにて、夜来、ご安否を案じて
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)