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木原
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こはら
ふりがな文庫
“
木原
(
こはら
)” の例文
時々に過ぎる雲の
翳
(
かげ
)
りもなく、晴れきった空だ。高原を
拓
(
ひら
)
いて、間引いた
疎
(
まば
)
らな
木原
(
こはら
)
の上には、もう沢山の羽虫が出て、のぼったり
降
(
さが
)
ったりして居る。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
妖
(
えう
)
こそ
見
(
み
)
しか、
立枯
(
たちがれ
)
の
木
(
こ
)
繁
(
しげ
)
き
木原
(
こはら
)
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
高原を拓いて、
間引
(
まび
)
いた疎らな
木原
(
こはら
)
の上には、もう沢山の羽虫が出て、のぼつたり
降
(
さが
)
つたりして居る。たつた一羽の鶯が、よほど前から一処を移らずに、鳴き続けてゐるのだ。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
“木原”で始まる語句
木原店