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木下杢太郎
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きのしたもくたろう
ふりがな文庫
“
木下杢太郎
(
きのしたもくたろう
)” の例文
それは東京大学の工学部の赤
煉瓦
(
れんが
)
の建物があったころで、もう四十年ぐらい前になるかと思うが、
木下杢太郎
(
きのしたもくたろう
)
君にさそわれて、
佐野利器
(
さのとしかた
)
博士を研究室に訪ね
麦積山塑像の示唆するもの
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
木下杢太郎
(
きのしたもくたろう
)
北原白秋
(
きたはらはくしう
)
諸家の或時期の詩篇には築地の旧居留地から
月島永代橋
(
つきしまえいたいばし
)
あたりの生活及び其の風景によつて感興を発したらしく思はれるものが
尠
(
すくな
)
くなかつた。
水 附渡船
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
それでなくては、こう揺れる筈がない。僕は
木下杢太郎
(
きのしたもくたろう
)
君ではないから、何サンチメートルくらいな割合で、揺れるのかわからないが、揺れる事は、確かに揺れる。
Mensura Zoili
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一同で選挙した団長が日露役の志士
沖禎介
(
おきていすけ
)
の親父さんで、一等船客の中には京大教授の博士もいれば、
木下杢太郎
(
きのしたもくたろう
)
の
岳父
(
しゅうと
)
さんもいる。中学校長もいれば有名な富豪もいる。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
木下杢太郎
(
きのしたもくたろう
)
北原白秋
(
きたはらはくしゅう
)
諸家の或時期の詩篇には築地の旧居留地から
月島永代橋
(
つきしまえいたいばし
)
あたりの生活及びその風景によって感興を発したらしく思われるものが
尠
(
すくな
)
くなかった。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
ある夜自分は
木下杢太郎
(
きのしたもくたろう
)
と、東京停車場のそのころ開かれてまだ間のない待合室で、深い腰掛けに身を埋めて永い間論じ合った。何を論じたかは忘れたが、熱心に論じ合った。
享楽人
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
薬師寺についてはかつて
木下杢太郎
(
きのしたもくたろう
)
にあててこう書いたことがある。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
既に
去歳
(
きょさい
)
木下杢太郎
(
きのしたもくたろう
)
氏は『芸術』第二号において小林翁の風景版画に関する新研究の
一端
(
いったん
)
を漏らされたが、氏は進んで翁の経歴をたずねその芸術について更に詳細なる研究を試みられるとの事である。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
杢
漢検準1級
部首:⽊
7画
太
常用漢字
小2
部首:⼤
4画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画