“有之哉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
これあるかな50.0%
これあるや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴書中既に就職面会にて銓衡委員と衝突したるやの箇条有之かじょうこれあり、小生、有之哉これあるかなと案をち申候。元来人間は社会に尽す為め業務に従うに無之これなく、全く自家生計の為めに御座候。
負けない男 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
みだりに勅命抔と申触まうしふらし在々農民を党類に引入候類も有之哉これあるやに相聞き、今般御上洛被仰出折柄難捨置おほせいださるるをりからすておきがたく、依之已来いらい御料私領村々申合せ置き、帯刀いたし居候とも、浪人ていにて恠敷あやしく見受候分は無用捨ようしやなく召捕り
大菩薩峠:30 畜生谷の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)