“最第一”の読み方と例文
読み方割合
さいだいいち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されば今、公徳の美を求めんとならば、先ず私徳を修めて人情を厚うし、誠意誠心を発達せしめ、以て公徳の根本を固くするの工風くふうこそ最第一さいだいいちの肝要なれ。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
かつて『時事新報』の紙上にも記したることなるが(去年十月六日より同十二日までの『時事新報』「私権論」)、そもそもこの私権の思想の発生する事情は種々様々なれども、最第一さいだいいちの原因は
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)