“曼珠沙華（ひがんばな）” の例文
たぶん妹か、姪（めい）らしい女の児（こ）に声をかけると、曼珠沙華（ひがんばな）のように赫（あか）ちゃけた頭髪はくるッと振りむいて、ひどく憤（いきどお）った顔色で「赤ンベイ」をしてみせた。
冬枯れ (新字新仮名) ／ 徳永直(著)
その中を曼珠沙華（ひがんばな）と夕陽とがゆきすぎる。
山羊の歌 (新字旧仮名) ／ 中原中也(著)
何時（いつ）まで取（と）つても曼珠沙華（ひがんばな）
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
何時（いつ）まで取つても曼珠沙華（ひがんばな）
思ひ出：抒情小曲集 (旧字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
赤い、御墓（おはか）の曼珠沙華（ひがんばな）
思ひ出：抒情小曲集 (旧字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
赤（あか）いお墓（はか）の曼珠沙華（ひがんばな）
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
曼珠沙華（ひがんばな）
思ひ出：抒情小曲集 (旧字旧仮名) ／ 北原白秋(著)
曼珠沙華（ひがんばな）
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) ／ 北原白秋(著)