“書聯”の読み方と例文
読み方割合
かきつら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その巻紙は貫一がのこせし筆の跡などにはあらで、いつかは宮の彼に送らんとて、別れし後の思のたけひそか書聯かきつらねたるものなりかし。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
今日ふみの来て細々こまごまと優き事など書聯かきつらねたらば、如何いかに我はうれしからん。なかなか同じ処に居て飽かず顔を見るにへて、そのたのしみは深かるべきを。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)