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更衣
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うつりかえ
ふりがな文庫
“
更衣
(
うつりかえ
)” の例文
世に栄え富める人々は初霜月の
更衣
(
うつりかえ
)
も何の
苦慮
(
くるしみ
)
なく、
紬
(
つむぎ
)
に糸織に
自己
(
おの
)
が好き好きの
衣
(
きぬ
)
着て寒さに向う貧者の心配も知らず、やれ炉開きじゃ、やれ口切りじゃ
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
懐手
(
ふところで
)
をして肩を揺すッて、
昨日
(
きのう
)
あたりの島田
髷
(
まげ
)
をがくりがくりとうなずかせ、
今月
(
この
)
一
日
(
にち
)
に
更衣
(
うつりかえ
)
をしたばかりの
裲襠
(
しかけ
)
の
裾
(
すそ
)
に廊下を
拭
(
ぬぐ
)
わせ、
大跨
(
おおまた
)
にしかも急いで上草履を引き
摺
(
ず
)
ッている。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
“更衣”の意味
《名詞》
更 衣(こうい、ころもがえ)
衣服を着替えること。ころもがえ
(歴史)天皇の后妃、女官のひとつ。女御の下。天皇の衣替えを司る役から。
(出典:Wiktionary)
更
常用漢字
中学
部首:⽈
7画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“更衣”で始まる語句
更衣亭
更衣所
更衣腹