“時漸(ようや)” の例文
するとその拍子に、以前の女は男の寝ている蒲団の裾(すそ)を廻って、その室(へや)の違棚(ちがいだな)の下の戸袋の内へ、スーと入ってしまった、男もこの時漸(ようや)く夢が醒めたように身体(からだ)も軽くなったので
一つ枕 (新字新仮名) / 柳川春葉(著)